目黒雅叙園に隣接するアルコスクエア内に4月1日、カフェ＆バー「結庵（ゆいあん）」（品川区上大崎4、TEL 03-5434-5292）がオープンした。

ジャスミン茶とプーアル茶は固形状で常備する

　運営は総合結婚式場の目黒雅叙園。近隣に勤めるビジネスマンをターゲットに据え、気軽に利用してもらえるようカフェ＆バー業態を採用した。「和モダン」を意識したという店内は、温かみのある木を壁面に使用。席からは同園に広がる緑の木々の景観を望むことができる。伊藤誠マネジャーは「これから新緑の美しくなる季節。窓越しに自然を楽しみつつ、打ち合わせの場としても活用していただければ」と話す。席数は、テーブル＝50席、カウンター＝6席。

　ティータイムのドリンクは、お茶に力を入れているという同店。中国茶の一押しは、世界遺産に指定されている武夷山（ぶいざん）で唯一栽培されている「武夷岩茶」（500円）。「ジャスミン茶」「白茶」「プーアル茶」（以上500円）なども提供する。日本茶は全て、伊勢神宮に納めている「伊勢茶」を使い、「玉露茶」（600円）、「緑茶」（500円）などを用意。そのほか、「ブレンドコーヒー」（400円）、「ダージリン」（450円）など約40種類をそろえる。

　ランチは、「北海道十勝産ビーフシチュー・赤ワインの香り」「特大穴子とえびの天丼」（以上1,200円）、「えびとホタテ貝鉄板焼きホームメードカレー」（1,350円）など6種類。メニューは2週間ごとに変更する。

　ディナーは、「サクサク穴子」（500円）、「幻の金華豚ころ煮」（1,200円）、「ソーセージ盛り合わせ」（1,350円）などを用意。デザートは「京豆乳のアイスクリーム」（400円）、「ジャスミン茶のロールケーキ」「牧草卵の濃厚カスタードプリン」（以上600円）などを幅広く提供する。ドリンクは、ビール（700円～）、カクテル（800円～）、ウイスキー（シングル＝700円～）など60種類以上。ディナーの客単価は3,000円を見込む。

　「レストラン並みのメニューをそろえているので、お食事を目当てにいらっしゃるお客さまも多い。すでにリピーターも現れ、評判は上々」と伊藤さん。「お食事、お飲み物ともに価格を抑えているので、普段使いに利用していただきたい」と力を込める。

　営業時間は、平日＝10時～22時30分、土曜・日曜・祝日＝15時～20時30分。