東京都東京湾管理事務所(港区海岸2)は大みそかから元旦にかけて、レインボーブリッジの遊歩道を臨時開放する。
実施目的は「大みそかから元旦にかけて外出する人が多く、都民の利便性を図るため」(柳原課長)で、実施は昨年に引き続き2回目。
レインボーブリッジは、東京湾の新しいシンボルとして1993年5月にオープンした。吊り橋全体の長さは918メートルで、高さは127メートル。二重構造の複合交通施設の吊り橋で、上層部は首都高痩躯11号台場線、下層部は臨港道路海岸青梅線、新交通ゆりかもめ、遊歩道が整備されている。遊歩道の全長は約1.7キロメートル。
遊歩道は、南北の2つのルートに分かれており、南側遊歩道からはお台場や富士山が、北側遊歩道からは高層ビル群が見える。当日は、北側の芝浦側入り口、南側の台場側入り口のどちらからでも入退場可能。初日の出は南側遊歩道から臨むことができる。
同湾岸道路管理課の柳沢課長は「見どころは、元旦の午前0時に東京港停泊船舶の一斉霧笛の音に包まれる都内とお台場ビル群の夜景。近隣の住民や観光客の方などたくさんの方に利用してもらいたい」と話す。
開放時間は12月31日10時~1月1日18時。31日の日没後~1月1日の初日の出には、首都高速道路の協力で橋がレインボーカラーにライトアップされる。