三田駅近くに「三田バル」(港区芝4、TEL 03-5765-6393)がオープンして2カ月がたった。店舗面積は9坪で席数は18席。
同店は、浜松町で11年間営業する「Hamachan55」(港区)の姉妹店。「『Hamachan55』の立ち上げに関わったのがきっかけで、オーナーと知り合った。結局、スタッフとしてそこで働くことはなかったが、縁が途切れず、新店のシェフに就任できてうれしい」と話すのは、店長兼シェフのエム・エー・ハックさん。
ハックさんはバングラデシュ出身。留学生として来日し、レストランのアルバイトをきっかけに料理の世界に入った。これまで、「mikuni MARUNOUCHI」(千代田区)やエンターテインメントレストラン「ルナ・レガーロ」などで経験を積んだ。
料理は、「冷製鶏レバーの赤ワイン煮込み」(609円)、八丁みそを使った「イベリコ豚のロースのグリル」(819円)、15種類以上の野菜を漬けた「オリーブと彩り野菜の甘酸っぱいピクルス」(294円)、盛り合わせ「はちの巣はちみつ/ドライフルーツ」(105円)、「黒胡麻のブランマンジェ」(294円)など。ランチは日替わり。
アルコールは「琥珀エビス」「ジンジャーハイボール」(以上609円)、紀州南高梅酒(ロック504円)、ワイン(グラス504円、カラフェ1,654円)、「ミモザ」(819円)、「キールロワイヤル」「キティ」(以上609円)などを用意する。
「三田地域はバルが少ない。バル業態の店が増えて、本来の楽しみ方である『はしご』を満喫できる街になってほしい」とハックさん。「来年の春、近隣に同業態の店を出す話が出ている」とも。
営業時間は、11時30分~15時30分、18時~23時(金曜は翌2時まで、土曜は翌1時まで)。日曜・祝日定休。