五反田TOCビル(品川区西五反田7)で11月6日、「THE JOY OF SAKE 2012 東京」が開かれる。主催はNPO「JOY OF SAKE」(ホノルル)。
「THE JOY OF SAKE」は、米国発の日本酒イベント。2001年のホノルルを皮切りに、サンフランシスコやニューヨークなど、各地で開催されている。
日本では2010年にスタートし、今回が3回目となる。今年は、ホノルル(7月20日)、ニューヨーク(9月20日)、東京の3都市で実施。2012年度「全米日本酒歓評会」(7月18日、19日)に出品された日本酒と、開催国のレストランの料理を提供する。
今回の出品酒は過去最多の359銘柄で、全て試飲可能。「厳重な温度管理の下、最高のコンディションで提供する」と主宰者のクリス・ピアスさん。ラインアップは、宮坂醸造(長野県)の「真澄 吟醸 家伝手造り」、東北銘醸(山形県)の「初孫 生もと純米酒」、富久千代酒造(佐賀県)の「鍋島 雄町 純米吟醸」など。日本酒に合う料理を「福わうち」(港区白金1)、「Cave de Gamin et Hanare」(白金5)、「越乃寒梅 Manjia」(新潟県新潟市)などが作る。
「私が日本酒に興味を持ったきっかけは、5年間暮らしたハワイに酒蔵があったこと。透き通った香りの日本酒は、アメリカ人にとって興味深いものだ」とクリスさん。「本当においしい日本酒を飲んだことのない人たちが大勢いるように思う。イベントを通じて、日本酒の素晴らしさを広めていきたい」とも。
開催時間は18時~21時。チケットは8,000円。ジョイ・オブ・サケ・オンライン・チケットストア、チケットぴあ、イープラスなどで購入できる。