大崎駅で11月11日、「大崎駅開業111周年記念イベント」が開催された。主催はJR東日本。
同イベントは、今年で開業111周年を迎えた大崎駅を記念したもの。「日ごろから利用されているお客様に何か恩返しできるような記念イベントを行いたいと考えた。11月11日開催にしたのは、もちろん111周年のぞろ目を意識したから」と話すのは、大崎駅の波田野一憲駅長。「大崎駅周辺では近年、高層マンションが立ち並び、家族連れの利用が多くみられる。お子様でも楽しめるイベントを心がけた」とも。
当日は、大崎駅の歴史を写真で紹介する展示コーナーや、記念スタンプ台などが設置された。メーンイベントは、来場客が駅長の制服を着る記念撮影会。予約は不要で、1回目の撮影会には約30組の親子連れなどが参加した。撮影会には、Suicaのキャラクター「Suicaペンギン」や大崎のキャラクター「大崎一番太郎」と「ノン子」が駆けつけた。
キャラクターの登場に歓声を上げる子どもたち。撮影会は順調に進んだが、Suicaペンギンが頭をなでようと近づいたところ、幼児が号泣するハプニングも。泣き叫ぶ子どもに3体のキャラクターが戸惑うと、会場はほのぼのとした笑いに包まれた。
撮影会に訪れた大崎駅周辺在住の女性は「息子が大崎一番太郎のファンなので参加した。先月行われた『ゆるキャラ(R)サッカー大会』など、親子で楽しめるイベントはとてもうれしい。これからも開催してほしい」と感想を述べた。
波田野駅長は、「開業111周年を迎えることができたのも、大崎の皆さんのおかげ。これからも地域に愛され、安心して利用できる駅でありたい」と話す。