目黒駅西口近くに12月3日、「釣船茶屋 ざうお 目黒店」(上大崎2、TEL 03-6417-9588)がオープンした。店舗面積は180坪で、席数は250席。経営はハーバーハウス(福岡県福岡市)。
「釣船茶屋 ざうお 目黒店」の店内。約100種類の日本酒や焼酎を用意する。
直営店は新宿店に続き、都内2店舗目。店長の冨澤信治さんは「巨大ないけすを設置するため、広い面積が必要だった。駅前で人通りも多いことから、目黒での出店に至った」と話す。オープンして最初の週末は、サラリーマンや家族連れを中心ににぎわったという。
同店の特徴は、自分で釣った魚をその場で食べられること。客は餌を購入し、魚を釣り上げる。いけすにはタイやアジ、伊勢エビなど、約11種類の魚介類が泳ぎ、釣った魚に応じて調理方法を選択する。「他店とは新鮮さが全く違う。その分、魚や水質の管理は大変」と冨澤さん。
メニューは「鯛一本活き造り」(2,499円)や「平目一匹活き造り」(3,129円)、「伊勢海老活き造り」(小3,129円、大4,179円)、「アジの活き造り」(714円)(以上釣り価格)、「鯛茶漬け」(399円)、「刺身盛り合わせ『潮騒』」(2,814円)、「鯛の塩釜焼き」(要予約2,940円)など。
アルコールは魚と相性のいい焼酎や日本酒など、約100種類を用意。ほか、「生ビール 中」(504円)や「各種サワー」(420円)、「各種カクテル」(504円)などを取りそろえている。
今後について、「まずは認知度を上げていくことが課題」と冨澤さん。「100名席も用意できるので、忘年会や宴会に使っていただければ」とも。
営業時間は平日=17時~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~23時。12月31日~1月2日は定休。