品川駅高輪口近くの京急第1ビル(港区高輪4)1階に4月25日、「Dynamic Kitchen&Bar 響」(TEL 03-5793-8250)がオープンした。店舗面積は158坪、席数は184席。
経営は、レストランやバーなどを運営するサントリーグループのダイナック(新宿区)。「響」ブランドは11店舗目となる。
店内は個室を12室用意し、入り口にはバーカウンターを設置。ダイニングスペースは天井7メートルの開放感ある空間に仕上げ、ウエディング関連企業と提携してレストランウエディングにも対応する。
同ブランドは全店共通のグランドメニューのほか、店舗ごとに「料理テーマ」を設定。同店は「玄界灘直送鮮魚料理」を掲げ、唐津漁港で水揚げされた鮮魚が当日の15時に品川店に届くという。
同社本部長の齋藤康雄さんは、「全国の産地候補から、縁あって佐賀県とのつながりができた。実際に現地に行って素材を目にし、魚だけでなく野菜や調味料などにも魅力を感じた」と話す。
ランチは、「本日の魚膳」や「海鮮丼」(以上1,200円)、「佐賀県 麓鶏 すき煮」(1,300円)、「牛タン 炙り」(1,800円)など。想定客単価は1,300円。
ディナーは、玄界灘直送の「真鯛」(1,500円)や「スズキ」(1,300円)のほか、「鮑肝味噌焼き」(1,500円)、「剣先烏賊刺身」(1,800円)、「ホワイトアスパラ炙り」(900円)などを提供する。想定客単価は5,500円。
店長がソムリエの資格を持つことから、ドリンクはワインを中心にラインアップ。「アリアンテ フリッツァンテ」や「ムルゴ エトナロッソ」(以上3,800円)や「かみのやまシャルドネ」(6,000円)などをそろえる。ほか、「響 12年」(グラス=850円)や「山崎 12年」(同900円)、「樽生ビール」(680円)も。
齋藤さんは「個室を多くし、接待対応にも力を入れている。『品川で客人をおもてなしするなら響』『おいしい刺し身を食べるために行こう』など、『品川での食事=響』と思い浮かぶくらいに認知度を高めていきたい」と力を込める。
営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時~23時30分(日曜・祝日は23時まで)。