東京急行電鉄(渋谷区)は4月下旬、東急池上線五反田駅直結の商業ビル「東急五反田ビル」(品川区東五反田2)を駅型ショッピングセンター「remy gotanda(レミイ五反田)」としてリニューアルオープンする。
「remy(レミィ)」は、英語の「refresh(リフレッシュ)」と「reset(リセット)」「rerax(リラックス)」などの「re」と「my(私の)」を掛け合わせて考案された。同社の20代~30代の働く女性をメーンターゲットとしたショッピングセンターの展開は同社初。
コンセプトは「働く私のお助けどころ」で、施設全体のテーマは「Pleasant Walk(心地よい開放的な散歩道)」。同施設ではテーマに沿って、駅改札直結の4~5階部分に「光」をモチーフとした吹き抜け空間を新設し、館内は散歩道をイメージさせる環境を演出する。
地下1階~3階は東急ストアが出店。そのほか、カフェ&アクセサリーゾーン(4階)、ファッションアイテム&セレクトゾーン(5階)、ヘルス&ビューティゾーン(6階)、カルチャーゾーン(7階)、ダイニングゾーン(8階)として、カフェ・レストラン、食品、衣料品・雑貨、サービスなど33店舗が出店する。地下1階は2007年11月にリニューアルを完了し、地下2階~3階は、同施設と同時にリニューアルオープンする。出店店舗の詳細は後日発表する。
同社商業運営部SC事業担当課長補佐の小山晃司さんは「ターゲットの20代~30代の女性が毎日使っていただけるようなショップ構成にこだわった。働く女性の『きれい』を手助けするアイテムやサービスをオンタイム・オフタイムに関わらず提供していきたい」と話す。