京急電鉄は11月8日、ダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正は、羽田空港国際線の発着便が今年3月に増加したことで、空港へのアクセス強化を狙ったもの。京急線のほか、都営浅草線、京成本線のダイヤを調整し、利便性の向上や混雑の緩和を図る。
同社は2000年、京急蒲田駅の高架工事をスタート。平和島駅~大森町駅間の一部線路を曲線から直線に変更したことで、運行時間の短縮が実現したという。「エアポート快特」乗車時の品川駅からの所要時間は、羽田空港国際腺ターミナル駅までが11分、羽田空港国内線ターミナル駅までが14分。それぞれ現行より1分の短縮となる。
新ダイヤでは、エアポート快特の運行本数を増発。現行は40分間隔だが、20分間隔での運行となる。京成本線では、青砥駅で「快特 青砥行」と同路線の「特急」の接続を行い、船橋・成田方面からの利便性を向上させる。
同社広報担当の飯島さんは「今後もお客さまがより快適に移動できるようなダイヤ改正を行っていきたい」と話す。「国内外の玄関口である羽田空港からのお客さまの利用が増えることで、沿線地域の活性化につなげていければ」とも。
各駅の時刻表は、京急電鉄公式サイトで確認できる。