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戸越に「天ぷら食堂 若鷹」-スタッフの故郷、福岡のカウンタースタイルで

「天ぷら食堂 若鷹」のスタッフら

「天ぷら食堂 若鷹」のスタッフら

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 都営浅草線戸越駅近くの国道1号線沿いに11月25日、「天ぷら食堂 若鷹」(品川区平塚1)がオープンした。店舗面積は約15坪、席数は14席。

「天ぷら食堂 若鷹」の店内

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 経営は、プロレス関連イベントを手掛けるエクスカリバー(大田区)。昨年6月、同社初の飲食店「うまかもん 若鷹」(中延)を開業し、同店は2店舗目となる。

 自身も現役レスラーで社長の炭谷信介さんは「もともと飲食店を開いてみたいという考えを持っているスタッフがいた。プロレス事業に手詰まりを感じた時期があり、本格的に飲食店の開業を決意。スタッフ全員が福岡出身で、1号店はそれぞれが『うまい』と感じる方向性が一致する九州料理の店にした」と振り返る。

 今回、「天ぷら食堂」の業態にしたきっかけについては、「福岡では揚げたての天ぷらをカウンター席で提供するスタイルが根付いているのに東京ではあまり見かけない。『何でないのだろう?』と常々疑問に感じていて、それなら自分たちで出してみようと思った」と説明する。

 メニューはランチ・ディナーともに共通。エビやキス、豚ロース、ササミ、野菜3品が付いた「若鷹定食」(980円)やアナゴ1本とササミ、野菜3品の「穴子天定食」(880円)などを提供する。定食はご飯とみそ汁付き。ご飯の大盛りが無料のほか、めんたいこの食べ放題も。天ぷらは単品でも提供する(100円~)。

 ドリンクは、瓶ビール(中650円、大800円)や日本酒(600円)、チューハイ(400円)などをそろえる。客単価は昼夜ともに約1,000円。

 今後について、炭谷さんは「将来的に仲間が増えたら拡大も考えている。もし次に店を出すとしても、九州の食文化を伝える店にしたい。いろんな人にその味を知ってもらえれば」と意気込む。

 営業時間は11時30分~14時、18時~翌1時30分。

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