白金商店街に1月15日、ベーカリー「ベッカライ ブラウベルグ」（港区白金3、TEL 03-6277-0003）がオープンした。店舗面積は16坪。

お客さんの顔が見えるように工房には窓を設けた

　オーナーの青山泰生さんはパン職人歴約14年。そのうち8年間はドイツパンの有名店「ベッカライ・ブロートハイム」（世田谷区）に勤務。オーナーの明石克彦さんに師事し、独立を果たした。

　「パンの味で勝負したかったので、土地にこだわりはなかった。土地柄を知っている世田谷・目黒エリアで物件を探していたが、妻が白金商店街の雰囲気を気に入り、ここに出店を決めた」と話す。

　メニューは、ライ麦を使ったドイツパンが目玉。「フロッケンセザム」（780円、ハーフ 390円）や「フォルコンブロート」（900円、ハーフ 450円）などを取り扱う。ほか、「ミルクスティック」「フィセルバター」（230円）や「明太子（めんたいこ）フランス」「ガーリックフランス」（以上260円）、「紅玉とアーモンドクリームのデニッシュ」（280円）などをそろえる。「バナナチップとくるみのクロッカン」（250円）や「チョコマフィン」（160円）などの焼き菓子も。

　今後の展望について、「この店一本で、お客さんの食卓に毎日並ぶような、素朴で味わいのあるものを提供したい」と青山さん。「ドイツパンの魅力を広めたい。ドイツ焼き菓子もラインアップに加えられたら」とも。

　営業時間は9時30分～19時。日曜、第1・3月曜定休。