JR五反田駅構内に1月8日、ベーカリー「Rod 五反田店」（品川区東五反田1、TEL 050-3797-3791）がオープンした。店舗面積は約30.5坪、席数は6席。

「Rod」で提供する石窯焼きのパン

　運営は、ジェイアール東日本フードビジネス（北区）。同ブランドは、ベーカリー「リトルマーメイド」を運営するマーメイドベーカリーパートナーズとの共同開発で誕生した。五反田店は1号店となる。

　「Rod」はデンマーク語で「赤」の意味。遠赤外線の熱で焼く石窯を表現し、内装は大人っぽい雰囲気の北欧テイストに仕上げている。

　同ブランドの特徴について、同店店長の三橋義浩さんは「近年はパンを軽食ではなく、夕食でワインとともに楽しむ人が増えている。そうした流れを受け、食事に合うパンを提案したいと思った」と話す。

　提供するパンは石窯で焼き上げる。「じか火ではなく石窯の熱でじっくりと焼くため、外はこんがり、中はしっとり、もちもちに仕上がるのが最大のウリ」（三橋さん）。

　メニューは、「ライ麦トースト」（475円）や「バゲット」（299円）、「Rodチャバタサンド」（583円）、「フィグ＆マカダミア」（151円）など。ほか、「木の実のキャラメルペストリー」（248円）や「ダークチェリー」（226円）、「デンマーククリームチーズペストリー」（237円）などをそろえる。想定客単価は約600円。

　今後の展望について、三橋さんは「まずは五反田に根差し、石窯パンのおいしさを知ってもらいたい。売るだけではなく、『こういう食べ方もおすすめ』といった提案も積極的に行っていければ」と意気込む。

　営業時間は7時～21時30分（日曜・祝日は20時まで）。