武蔵小山商店街パルム内に、創作イタリアンバル「イタリア酒場 Alba(アルバ)」(品川区小山3、TEL 03-6421-6226)がオープンして約1カ月半がたった。店舗面積は約20坪、席数はカウンター7席、テーブル63席。経営はサンヒーローダイニング(品川区)。
オープンのきっかけについて、社長の折原太陽さんは「イタリアに滞在していた際に、市場や屋台で食べた『ランプレドット』を日本に広めたいと考えた。地元エリアでいい物件を探していた」と話す。
看板メニューの「ランプレドット」(980円)は、伊フィレンツェを代表するB級グルメで、牛の第四胃袋(ギアラ)を野菜で煮込んだモツ料理。同店では8時間以上煮込み、自家製のパセリソースをかけて提供する。
週末のランチタイムには不定期で、トルティーヤで巻いた「ランプレドットロール」(500円)も販売。「もつ焼き店出身の仕入れノウハウを生かして、肉類は芝浦の市場から取り寄せている」と折原さん。
メニューは、「前菜3種盛り」(480円)や「ほうれん草サラダ」「ソーセージ3種盛り」(以上680円)のほか、「アランチーニ」(580円)、「タコヤキ器でアヒージョ」(800円)、「豚肉のグリル」(1,150円)、「メカジキのバター焼き」(1,200円)、「マルゲリータ」(650円)などを用意する。
アルコールはワインが主力。「樽詰スパークリング」(190円)や「マルティーニ ブリュット」(グラス=450円、ボトル=3,000円)、「ランブルスコ」(グラス=450円、ボトル=3,200円)のほか、「自家製サングリア」(480円)、「カリモーチョ」「キティ」「キール」(以上500円)などのワインカクテルをラインアップ。そのほか、生ビール(中=390円、小=300円)や「デュワーズハイボール」(450円)、「リモンチェッロサワー」(480円)なども。客単価は3,000円。
今後の展望について、折原さんは「地元の方々の憩いの場になれば」と話す。「パーティスペースを使って月一の交流イベントや展示会を企画中。多目的スペースとして、貸し出しもしていきたい」とも。
営業時間は18時~翌2時。