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武蔵小山の「パン工房こみね」、建て替えで一時移転 改装完工は11月予定

社長の小嶺さん

社長の小嶺さん

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 武蔵小山商店街パルム内の「パン工房こみね 本店」(品川区荏原3、TEL 03-3783-2068 )が5月11日、建て替えに伴い仮店舗(品川区小山3)で営業を開始した。仮店舗の面積は6坪。経営はコミネベーカリー(同)。

「スーパーオオゼキ 武蔵小山店」の並びで営業中の仮店舗

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 約50年の歴史を持つ本店が、別の場所に移転するのは初めて。社長の小嶺忠さんは「土地の一部を貸していた隣の店が閉店するので、土地の返還と合わせて隣接する敷地を購入することにした。ずっと店舗を広くしたいと考えていたので、建て替えにはちょうどいいタイミング」と話す。

 新店舗は約18坪。建て替え前の約2.5倍になるが、売り場を広くすることが目的ではないという。「作業スペースを1階に移し、お客さまからもパン作りを見てもらえるようにしたいと小嶺さん。2階は全て倉庫スペースにして小麦粉などをストックし、原材料高騰の影響を軽減・安定させるのが狙いという。

 メニューは、バリエーションの豊富なあんパン類が人気だという。「こしあん」や「つぶあん」「ごまあん」のほか、「白こしあん」「白つぶあん」(以上110円)、「フランスあんぱん」(120円)、「くりあん」「かぼちゃあん」(以上130円)などを取りそろえる。「天然酵母食パン」「いちじくブレッド」(以上290円)や「玄米食パン」(290円)、「メロンパン」「ハムロール」(120円)のほか、「ハムサンド」「タマゴサンド」(以上190円)や「ハムカツサンド」(220円)などのサンドイッチ類もラインアップ。

 改装後の店舗での営業は11月中を予定。今後の展望について、小嶺さんは「お客さまから要望を受けていた地方発送にも対応したい。まずは関東から始められれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は6時30分~20時。

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