飲食店経営などを手がける重光(名古屋市中区)は4月18日、ケーキショップ「ハーブス」の関東地区製造工場「ハーブスグローイング 東京工場」(港区港南5)の移設を完了した。
「ハーブス」はケーキとハーブティをメーンとしたカフェで、東海地区に9店舗、関東地区に4店舗、関西地区に9店舗を展開する。本店は名古屋市内の栄店。
同工場は、今後展開する関東地区での出店に備え、12~15店舗の生産能力を装備。最新設備を導入することで、衛生管理、商品管理の徹底に力を入れた。建物面積は1階=約181坪、2階=約80坪、土地面積は241坪で、同グループ工場で最大規模となる。
ケーキの製造は8時から開始し、13時~14時に各販売店舗に出荷する。ケーキの新鮮さを保ち、「1秒でも早くケーキをお客様の手に渡したい」(奥原博嗣工場長)ことから、店舗は工場から30分圏内に配置する。1日に製造するケーキは約14種類約200台。
ケーキは「1個食べて、心の底も満足できるケーキ」をコンセプトに、通常のケーキより大きめの8号サイズを基本にする。ホールのまま店頭に並べ、注文を受けてからカットする。
奥原博嗣工場長は「製造と物流を一貫して行うことで、お客様に新鮮な商品をスムーズに提供したい。お客様の気持ちを満たすために『おいしいものを届けたい』という信念を持って展開できれば」と話す。
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