五反田駅近くの「コワーキングスナック CONTENTZ分室」(品川区西五反田1)で3月3日、広域品川圏の飲食店を紹介したグルメガイド「シナシュラン」の店頭売りを開始した。
製作は編集プロダクション「ノオト」(品川区西五反田)。発行部数は150部。
同冊子は2月26日、「大田区産業プラザPio」(大田区)で行われたウェブメディアの展示・即売イベント「webメディアびっくりセール」で出展・販売したもの。「ノオト」社長の宮脇淳さんは「だいぶ売れ残ったので、自社が運営するスナックの店頭で売ることにした。酔っ払った勢いでぜひ買っていただければ」とほほ笑む。
誌面に掲載した飲食店は、広域品川圏から選んだ20店。品川経済新聞で報じたニュース記事も収録しており、品経記者たちがお薦めコメントを書いている。
宮脇さんは「制作期間がかなり短く、試験的に作る格好になったが、ネットのニュース記事をいい形で紙のガイドブックに落とし込めた。可能であれば今後、年に1回発行で内容をアップデートするなど、誌面のクオリティー向上にもこだわっていきたい」と話す。
価格は300円。