五反田駅近くの隠れ家居酒屋「酒彩房 一菜」(品川区西五反田1、TEL 03-3779-1255)はさばきたての大山鶏(だいせんどり)を提供し、仕事帰りのビジネスマンを中心に人気を集めている。
店長の星ノ谷健さんは、12歳から料理人を志し、18歳で調理師免許を取得。その後、和食系の創作料理を提供する居酒屋の立ち上げに関わり、10年にわたって調理長を務めた。店舗は半個室が5~6室、カウンターが12席。総席数は53席。店舗面積は約30坪。
星ノ谷さん「おすすめ」のメニューは、新鮮な大山鶏を使用した「大山鶏の叩き刺し」(680円)。通常の鶏よりも身が大きい大山鶏は、鳥取県の銘柄鶏で、大山の自然環境育ち。肉質は、歯ごたえがよく味が濃い。そのほか焼き鳥(180円~)、「鰹の造り」(600円)などの定番メニューに加え、やわらかい豚の角煮をパイで包んだ「豚の角煮のパイ包み いもあん掛け」(850円)、エビのフリットをマヨネーズソースで味付けをした「プリプリエビのフリット ISSAI(イッサイ)スタイル」(850円)などの創作料理も提供する。平均客単価は3,500円。
星ノ谷さんは「料理をおいしく食べてもらいたいので、季節の食材には特に気を使い、季節が巡る約3カ月のサイクルでメニューを増やすようにしている。ゆっくりとくつろげるような店にしたい」と話す。
営業時間は、月曜~金曜=17時~翌2時、土曜=17時~24時。日曜・祝日定休。