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戸越八幡神社で「晴盆踊り」開催へ 盆踊りサークルが主催、助成金も活用

(左から)「晴盆」の加藤晴美さん、戸越八幡神社権禰宜の二平健三さん、禰宜の大石のりこさん

(左から)「晴盆」の加藤晴美さん、戸越八幡神社権禰宜の二平健三さん、禰宜の大石のりこさん

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 盆踊り大会「晴(はれ)盆踊り」が11月24日、戸越八幡神社(品川区戸越2)で開催される。主催は、盆踊りサークルの晴盆。

盆踊り会場となる本殿前

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 晴盆で盆踊りの教室や振り付けを行う加藤晴美さんは「これまで町会や商店街で数多くのイベントに携わらせてもらってきた。今回は自主開催にチャレンジし、周辺のさまざまな団体を巻き込みながら、新しい形の盆踊りを作りたいと考えた」と話す。開催に際して、「しながわ文化活性化事業助成金」を活用。「地域活動をする小規模な団体としてどこまでできるか、他の団体の励みにもなれたら」とも。

 戸越周辺の飲食店グループ「I.W.T.P」を主催する荻野大輔さんから、開催地として戸越八幡神社を提案されたという。「戸越宮前盆踊りなどで周辺町会との縁もあり、屋外で開催できる点も魅力だった」と加藤さん。

 会場は本殿前で、神楽殿の周辺に出店が並ぶ。フラワーアーティストの春山福太郎さんが、盆踊りのシンボルとなるオブジェを作って会場内に設置する。イベントのチラシに描かれたキャラクターは、しながわ観光協会公式LINEや区内商店会などのキャラクターデザインを手がけるイラストレーターのフカザワユリコさんによるもの。

 盆踊りは、12時10分から約50分ごとの8部構成で行う。「盆ROCKタイム」「民謡ガールズバンドタイム」「和文化研究さくらタイム」では、バンドやグループが生歌と生演奏で盛り上げる。「品川区ご当地タイム」では「品川音頭」「戸越銀座音頭」「西小山音頭」ほか、加藤さんが振り付けした「旗の台音頭」「大井町音頭」を踊る。ラストの「晴盆踊り」は「エビカニクス音頭」など。

 18日、21日は戸越台中学校格技室で事前練習会を開く。両日とも19時~20時30分。参加無料。開催当日の11時からは「晴盆よさこいワークショップ」も行い、「正調よさこい」と「うらじゃ音頭」を加藤さんがレクチャーする。参加無料。定員は30人。ウェブサイト「しながわすまいるネット」で17日までに申し込みが必要。

 フード出店は「I.W.T.P」、旗の台周辺の飲食店グループ「旗飲(はたのみ)」が協力する。飲食店は、ルーローハン専門店「おかかキッチン」(戸越6)、カフェ「Lucita(ルシータ)」(戸越6)、ホットドッグ店「FUKAI SHOTEN」(旗の台5)など。物販は、古着店「FUTURE MOTEL」(戸越4)、アロマ「古民香サロン baggy room」(二葉3)が出店するほか、まちづくり団体「ノラマチ」がスーパーボールすくいなど、子ども向けのブースを出す。

 戸越八幡神社禰宜(ねぎ)の大石のりこさんは「町に活気が出て、参加者の皆さんに喜んでもらえたら」と話す。加藤さんは「盆踊りに行ったことがない人も増えていると聞くので、これを機に踊って楽しさを知ってほしい」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時。小雨決行、荒天中止。

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