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戸越八幡神社境内に「みーちゃんカフェ」 神社の看板猫をしのび出店

「みーちゃんカフェ」店内

「みーちゃんカフェ」店内

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 「みーちゃんカフェ」(品川区戸越2)が戸越八幡神社境内にオープンして2カ月がたった。

戸越八幡神社の看板猫「みーちゃん」の写真

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 神社の参道脇にあるアパートの一室を活用した同店。店舗面積は約5.5坪。席数は8席。店内には、昨年9月に息をひきとった同神社の看板猫・みーちゃんの写真を飾る。

 店主の井上さんは会社員やカフェ経営の傍ら、戸越エリアで保護猫活動に取り組んでいる。みーちゃんをはじめ、同神社の猫たちの世話にも関わってきたという。

 出店の経緯について、井上さんは「みーちゃんはこの神社で約25年間過ごし、参拝者や地域の方にとてもかわいがられていた。亡くなって以来、皆さんとても打ちひしがれていて、みーちゃんを思い出せるような場を作りたいと相談したところ、境内の物件を使わせてもらえることになった」と話す。カフェの売り上げの一部は保護猫活動の資金に充てる。

 フードメニューは、タコライス、カレー(以上800円)、ピザトースト、クラムチャウダー(以上400円)、タコライスとカレーを半分ずつ盛ったハーフ&ハーフ(800円)を提供する。デザートは、ヨーグルトパフェとコーヒーゼリー(以上500円)、ドリンクはコーヒーと紅茶(以上400円)を用意する。少量ずつのピザトーストやサラダ、クラムチャウダー、スイーツなどにドリンクが付くアフタヌーンティーセット(1,500円)も。デザート以外はテイクアウトに対応する。

 同神社スタッフでイラストレーターの猫田ぴろみさんがデザインを手がけたグッズも販売する。ラインアップは、木札キーホルダー付きのタンブラー(1,500円)、マグカップ(1,300円)、ハンドタオル(1,000円)、キーホルダー(400円)など。グッズの売り上げの一部も保護猫活動の資金に充てる。

 「初対面同士でみーちゃんの思い出話をするお客さまもいて、愛されていた猫なんだなと感じる」と井上さん。「のんびりと過ごしてもらえるお店にしていきたい。いずれは保護猫カフェのような業態にできたら。今後、境内で保護猫の譲渡会も開く予定」と話す。

 営業時間は11時~15時半。月曜定休。

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