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不動前にテント型個室フィットネス「ルービーフィット」 高架下空間を活用

「roobby-fit 不動前」外観

「roobby-fit 不動前」外観

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 フィットネス施設「roobby-fit(ルービーフィット) 不動前」(品川区西五反田5)が1月17日、東急目黒線不動前駅近くの高架下にオープンした。経営は「東急」(渋谷区)。

トレーニング用個室(手前)とダンス・ヨガ用個室

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 ドーム状に膨らませた生地の内側にウレタン断熱材を吹き付けた「インスタントハウス」のユニークな外観が目を引く同施設。不動産情報のLIFULL(ライフル、千代田区)グループで、宿泊施設の提供や災害時の住宅供給に取り組む「LIFULL ArchiTech(ライフルアーキテック)」(千代田区)が開発・建設した。同社によると、これまで国内のキャンプ場や海外の被災地などに導入された実績があるという。広さは約4.5~20平方メートル、販売価格は110万円~258.5万円。

 不動前高架下の施設では、都心部向けに新たに開発した「インスタントハウス・パージ型」を採用。工場で造ったインスタントハウスをケーキのように6分割し、設置場所に運んでから組み立てた。6人ほどの人手があれば組み立てでき、専門的な機材や技術は不要。狭いスペースでの設置や移設が可能なことから、東急が所有する高架下の遊休スペースを利用した出店が実現したという。

 roobby-fit不動前では、トレーニング用の器具やヨガ・ダンス用の鏡をインスタントハウス内に設置し、少人数向けのレンタルスペースとして運営する。スタッフは常駐せず、利用者はLINEの予約システムを使って解錠・入室する。時間帯によって異なる利用料金は、1室30分=750円~1,300円。広さは、トレーニング用個室=約15平方メートル、ダンス向けスタジオ=約20平方メートル。

 東急roobbyプロジェクトリーダーの吉田一貴さんは「高架下は自社で所有する空間でありながら、重機が進入しづらいなど建築条件の制約によって活用できていない場所が多い。『本格的な趣味空間を気軽に独り占め』というコンセプトのroobbyブランドを展開するに当たり、インスタントハウスは施工方法・居住性共に相性が良かった。品川区には、東急目黒線、池上線、大井町線の高架など活用できる遊休スペースがまだまだあるため今後も出店を検討している」と話す。

 LIFULL ArchiTech代表COOの幸田泰尚さんは「自社研究室のオフィスとしてパージ型を1年間使った結果、防水などの品質面でも問題ないことを実証した。断熱材でできた壁は室温を保ちやすく、結露が発生しにくいため、カビが生えることもなかった」と話す。「パージ型は災害時の備えとしての需要があり、元日に震災のあった石川県能登町にも提供済みで、個室によって感染症の拡大防止などに活用されている」とも。

 営業時間は5時~24時(当面の間、短縮営業=8時~23時)。

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