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林試の森公園近くに居酒屋「武蔵小山シン」 営業24年、エリア内で移転

「武蔵小山SHIN」店内

「武蔵小山SHIN」店内

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 居酒屋「武蔵小山SHIN(シン)」(品川区小山台2、TEL 03-6412-8933)が、林試の森公園近くに移転オープンして3カ月がたつ。

武蔵小山SHIN」外観

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 2000(平成12)年に武蔵小山駅近くで創業し、約24年営業した「酒彩SHIN」の移転。居酒屋「ゆかわ」跡を利用する。内装はほぼそのままで、目立ち過ぎず、にぎやか過ぎない落ち着いた雰囲気の店内にしたという。店舗面積は15坪。席数はカウンター=8席、テーブル=8席。

 店主の伊藤進さんはフレンチやイタリアンなど洋食のシェフとして約10年働き、和食の料理人に転身して居酒屋を開業したという。「前店舗はカウンターに3人しか座れず狭かった。落ち着いた雰囲気の物件で営業したいと考え、移転に至った」と伊藤さん。「武蔵小山で長年営業してきたので、今までのお客さんにも来てもらえるよう同じエリアで物件を探していた」とも。

 豊洲直送の刺身や旬の料理、季節の日本酒を中心に提供する。フードメニューは、生の本マグロなど6、7種類の刺身を盛り合わせた「豊洲直送鮮魚お造り盛り合わせ」(1人前=1,980円)ほか、「本まぐろ赤身のユッケ」(850円)、カニクリームが入った「名物ずわい蟹(がに)のクリーム春巻き」(600円)など。スパイスをブレンドして作るカレーライス(1,200円、Sサイズ=600円)や、たたきやステーキなどA5ランクの和牛料理(時価)も用意する。「手巻き寿司(ずし)セット」(2人前=8,800円)と「手まり寿司セット」(2人前=6,600円~)はテイクアウト可。

 ドリンクメニューは、「田酒」や「而今」(以上グラス=900円、1合=1,200円、1.5合=1,800円)など常時15種類ほどの旬の生酒を用意。生ビール、レモンサワー(以上700円)、「角ハイボール」(750円)、果実酒(温州みかん酒、ゆず酒、かぼす酒、梅酒、以上700円、ソーダ割りは30円増し)、ソフトドリンク(660円)も提供する。

 「一日の終わりに寄ってもらう店なので、嫌なことがあった日でも気持ちよく帰ってもらえる店でありたい。お客さんからの『おいしい』『また来るね』という声がありがたい」と伊藤さん。「先付けから力を入れている。お任せにも対応できるし、どんな料理でもどの店にも負けないよう、こだわった食事を提供したい」と話す。

 営業時間は18時~24時。日曜、月曜定休。

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