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西小山にスパイスレストラン「B号棟」 カレー店「小さかった女」姉妹店

「B号棟」店主の小助川麻里耶さん

「B号棟」店主の小助川麻里耶さん

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 スパイスレストラン「B号棟」(品川区荏原5、TEL 03-3788-0789)が3月28日、西小山駅近くにオープンした。

「B号棟」外観

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 同店は、欧風スパイスカレー専門店「小さかった女」(品川区小山5)の姉妹店。開店の経緯について、店主の小助川麻里耶さんは「カレー以外の料理にも挑戦したいと考え、2年ほど前から新店舗を構想していた。昨年の秋ごろに良い物件と出合い、ようやく開店に至った」と話す。B号棟では、スパイスを用いた中東やヨーロッパの諸国料理を、ナチュラルワインと共に提供する。

 イタリアンレストラン「I LAUGH」跡を改装して利用する。店舗面積は約30坪。席数は29席。店内は白色を基調に、非日常感を味わえる雰囲気にしたという。

 本を読んだり、絵を描いたりすることが好きだという小助川さん。「食事とカルチャーがセットになったような店にしたい」と考え、店の奥に設置した本棚に私物の小説やエッセー、漫画を並べ、靴を脱いで上がれる小さな読書スペースを設けた。

 看板メニューは、中東の代表的な料理でヒヨコマメなどをペースト状にした「フムス」をメインにした前菜6種盛合せ(1,600円)。そのほか、「焼売(シューマイ) 海老(えび)とセロリ」(700円)や「東京キーマチーズピラフ」(1,450円)、中東のミックススパイスを使った「蒸したキタアカリとゴーダチーズ デュカ」(680円)、フランス料理で定番のマッシュルームのソースを添えた「シャンピニオンバターとミレービスケット」(500円)、イタリアの珍味を使った「イカのフリット ボッタルガ」(950円)など、多国籍なメニューを提供する。

 ドリンクは、ジョージア産のオレンジワイン(950円)を中心に、世界各地のワインをグラスで提供する。ハウスワインは、赤・白ワイン、泡(以上850円)。そのほか、「TAKE7 ソーダ割(カルダモン焼酎)」(850円)、「岩手の林檎(りんご)ジュース」(800円)なども用意する。

   「訪れたお客さまからは、『まるで海外旅行に来た気分だ』という感想をよくもらっている」と小助川さん。「たくさんの人がリラックスして集える場所になればいいなと思う。諸国料理といっても食べやすいようにアレンジしているので、気軽に利用してほしい。新しい食の扉を開いてもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~22時。月曜定休。

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