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2025年上半期品経PV1位は山手線運休 すし店や星野源さん広告も話題

田町駅北側の「雑魚場通路」(6月27日撮影)

田町駅北側の「雑魚場通路」(6月27日撮影)

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 品川経済新聞の2025年上半期PV(ページビュー)ランキングは、山手線と京浜東北線一部区間の運休を報じた記事が1位を獲得した。

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 ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

 1. 4月19日・20日に山手線と京浜東北線が一部運休 羽田空港アクセス線工事で(4/14)

 2. 武蔵小山に「立ち鮨ながお」 ステーキ店の新業態、ベテラン職人コンビで(3/17)

 3. 西五反田に「ヒーローズステーキハウス」 肉は1ポンドまで用意、1Lの酒も(5/12)

 4. しながわ水族館で「深海生物展」 大型深海魚「ヨコヅナイワシ」を初展示(1/29)

 5. 五反田・目黒川沿いの桜が見頃迎える 夜桜ライトアップやキッチンカー出店も(3/28)

 6. 品川区内に星野源さん新アルバム「Gen」看板広告 商店街や銭湯になじむ(5/29)

 7. 大井町に「スパイシーカレー&バー アンジョウ」 卸しから実店舗に(6/2)

 8. 五反田JPビルディング外構部で「五反田マルシェ」初開催へ 20店が参加(5/20)

 9. 不動前・かむろ坂上に「ホテルビンテージ」 1階にベーカリーカフェを併設(4/18)

 10. 中延にベーカリー「コーエン」 手土産用のパン「好日シリーズ」も(2/4)

 4月19日・20日に、JR東日本の山手線と京浜東北線が「羽田空港アクセス線(仮称)」の工事のため、一部区間を運休、または本数を減らして運行した。羽田空港アクセス線は2031年に開業を目指す。

 PVランキング2位は、武蔵小山駅近くの「立ち鮨(ずし)ながお」のオープンを報じる記事。武蔵小山商店街パルムと旗の台に出店するステーキ店「ハラミステーキまつもと」を手がけるライトエスピー(大阪市)の新業態で、スタンディングのカウンターに7席を用意する。

 同店はその後、刺し身やなめろうなど、一品料理の提供を新たに開始したという。11時30分から15時までのランチ営業も始め、握り9貫や10貫のセットを用意する。板前歴40年の天野勝博さんは「常連客はもちろん、1人で来店する女性のお客さんも多い」と話す。「お客さんとの会話を大事にし、楽しく仕事をしてきたい。気軽に当店に足を運んでもらえたら」とも。

 ランキング6位は、ミュージシャン、俳優、文筆家の星野源さんの新アルバム「Gen」の看板広告が、品川エリアに掲出されていることを報じた記事。壁面広告、ポスター広告、鏡広告の3種類を、戸越銀座商店街や区内の銭湯に張り出した。

 鏡広告を掲出していた銭湯「金春湯」(大崎3)・「すえひろ湯」(大井1)社長の角屋文隆さんによると、その後新規出稿が4件決まるなどの反響があったという。角屋さんは鏡広告について「大井町周辺の飲食店や企業はもちろん、銭湯やサウナと相性の良い商品を提供している企業からの出稿を想定している。お客さんは近隣に住む方が多いので、広告を見て実際に店に足を運んだり、商品を購入してくれたりしたらうれしい」と話す。

 2025年上半期の広域品川圏は、交通機関の開発に加え、新たな飲食店の開業や地域イベントの開催など多様な動きが見られた。品川経済新聞は今後も地域の細やかな変化に注目し、その取り組みを丁寧に報じていきたい。

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