朗読イベント「音楽×朗読ライブ 怪談 浴衣女の輪vol.4」が8月11日、五反田文化センター音楽ホール（西五反田6）で開催される。主催は言葉プラスの会（090-4438-6141 ）。

会場の五反田文化センター

　朗読サークルやカルチャースクールなどで講師を務める7人が出演し、怪談の朗読を浴衣で披露する。2022年に始まり今年で4回目。品川区での開催は今回が初めて。

　演目は、2025年秋放送開始のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」登場人物のモデルである小泉八雲の怪談ほか、田中貢太郎『花の咲く比』、『山姑の怪』、楠山正雄『羅生門』など7作品。プロローグでは、出演者全員で火野葦平『人魚』の一部を演技も交えて披露する。各演目に合わせて、アコーディオン奏者の新道美緒さんがオリジナル楽曲を演奏する。

　出演者の一人で、品川区内で活動する朗読サークル「くるすの会」の講師を務める前尾津也子さんは「怪談は、突然怖いシーンに遭遇する箇所が印象的なので、場面の切り替えを意識して朗読している」と話す。「これまでの開催では浴衣を着て来場する人もい て、今回ももちろん歓迎。夏の風物詩として怪談を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　13時15分開場、13時30分開演。入場料は2,500円。全席自由。入場予約はメール、電話で受け付ける。