日本茶専門店「Yunomi.Cafe(ユノミカフェ)」(品川区小山2、TEL 03-6388-1387)が10月16日、武蔵小山エリアにオープンした。経営はユノミライフ(平塚1)。
カフェ跡を改装して利用する。席数は、カウンター=4席、テーブル=14席。
同社社長のイアン・チュンさんはハワイ生まれ。日本茶を世界各国に販売する通信販売事業を2012(平成24)年にスタートし、現在は230社の生産者から約1000種の日本茶を仕入れて90カ国に出荷している。
開店の経緯と狙いについて、チュンさんは「ビルの別フロアを応接室として使っていたところ、1階が空いたため、日本茶のこれからについて考えるコンセプトカフェをオープンした。海外の視点を取り入れた新しい日本茶文化を提供していきたい」と説明する。1階はカフェ、ワークショップの開催場所、2階は茶器のギャラリー、3階はお茶の展示・販売場所として使う。
抹茶ラテは、「プレミアム抹茶ラテ」(940円)に加え、チュンさんが生まれ育ったカウアイ島のナーパリ海岸をイメージして、抹茶、ミルク、ほうじチャイ、フルーツシロップで作った「ナーパリ抹茶ラテ」(990円)などを提供する。
そのほか、「緑茶(深蒸し茶・煎茶)」「いしい園のお茶」(以上720円)、日本茶や抹茶の4種飲み比べ (2,000円)、「和紅茶ソーダ」「パッションフルーツ煎茶ソーダ」(以上770円)、ティーカクテルなども用意する。
スイーツメニューは、自社で開発した抹茶を使った「濃い抹茶バウムクーヘン 1/4カット」(700円)や、自社製の抹茶ソフトクリームに抹茶バウムクーヘン、季節のグラノーラを合わせた「抹茶ボウル」(1,500円)などをそろえる。
テイクアウト用メニューは、「濃い抹茶バウムクーヘン」(2,200円)、抹茶いちごチョコ(1,100円)、抹茶スノーボール(990円)など。
チュンさんは「世界中で抹茶ブームが起こっており、海外からのお客さまが多く来店している。一方、日本ではお茶を飲む習慣が減ってきていているので、日本茶の生産者のためにも新しい市場を作っていきたいと考えている。個人でも当店を通じてでも、日本茶文化を広めていけたら」と意気込む。
営業時間は13時~18時。