函館のラーメン店が品川シーサイドに都内初出店-80年代の味を提供

80年代の函館塩ラーメンを再現した「塩」(730円)。すべてメニューに揚げネギのトッピングが特徴。

80年代の函館塩ラーメンを再現した「塩」(730円)。すべてメニューに揚げネギのトッピングが特徴。

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 飲食店経営のオックコーポレーション(函館市)は昨年12月23日、品川シーサイド駅直結のショッピングモール、オーバルガーデン(東品川4)に「らーめん家本舗ずん・どう 品川シーサイド店」(東品川4、TEL 03-3471-3983)をオープンした。

品川シーサイドにオープンした函館ラーメン店「らーめん家本舗ずん・どう 」。

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 同社は函館市を中心にラーメン店と居酒屋を展開。現在、函館市に3店舗ある「らーめん家本舗ずん・どう」は、お台場のラーメンフードパーク「ラーメン国技館」(港区)で第5期(2007年2月から約半年間)の出店を経て、今回都内へ初出店を果たした。店舗面積は8.4坪、席数は店内=16席、店外=6席。平均客単価は850円。

 コンセプトは「幅広い年代が楽しめるラーメン屋」。函館の店舗では「あっさりめ」の70年代、「コクを増した」80年代、「こってりとんこつ」の90年代、魚介類をふんだんに使用した2000年代まで、年代別に当時の函館塩ラーメンを再現している。

 同店では、「最も人気が高い」という80年代ラーメンを提供。メニューは鶏がら、野菜、北海道南茅部のがごめ昆布でだしをとった「塩」(730円)をはじめ、「正油」(750円)、「とんこつ正油」(850円)、「とんこつ味噌」(850円)、ラーメン、カニいくらの2色丼、と杏仁豆腐がセットになった「レディースセット」(950円)なども用意する。

 保坂慎一店長は「オープンからまだ1カ月経っていないが客足は好調。東京風にアレンジするのではなく、あくまでも函館ラーメンの味を貫いて店のカラーを出していければ。今後は地域に親しまれる店として、さらに店舗数を増やしていきたい」と話す。「ランチタイムには、海鮮弁当や函館発祥の豚串で作るやきとり弁当の販売も予定している」とも。

 営業時間は、平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=11時~21時。

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