品川プリンスホテルアネックスタワー(品川区高輪4)で1月14日、「第17回ボウリング・マスメディア大賞」の表彰式が行われた。主催は日本ボウリング場協会(中央区)。
「ボウリング・マスメディア大賞」のグランプリに輝いたAKB48。
ボウリングのイメージアップに貢献した個人、テレビ番組、テレビコマーシャルを表彰する「ボウリング・マスメディア大賞」のグランプリに輝いたのはAKB48。ニューシングル発売の記念プレゼントとしてボウリング大会を開くなど、ボウリングを通して定期的にファンとの交流を図り、ボウリングのイメージアップに「大きく貢献した」ことが今回の受賞につながった。
表彰式に出席したAKB48の大島優子さんは「グランプリを受賞し、本当にうれしい。メンバーは14歳からいるので、ボウリングをみんなで楽しむことで年齢層を広げていければ。これからもどんどん取り組んでいきたい」と話す。
毎年正月に放送されるテレビ番組でボウリング企画に出演し、今年10周年を迎えた笑福亭鶴瓶さんは特別貢献賞を受賞。「やる時はつい本気になってしまう」という鶴瓶さんは、番組で共演している志村けんさん、ナインティナインへ向けて「今回の受賞は僕だけですよ」と呼びかけ、会場を沸かせる場面も。
特別賞を受賞したモト冬樹さんとはるな愛さんは、「ボウリング親善大使」に任命された。ボウリング業界の次世代のアイドルを発掘する「ボウラープロジェクト」でボウリングのイメージアップに努める。「デートの時は女らしくなりますが、仲間と行くとつい男が出てしまう。今年は、女らしくかわいくボールを投げたい」とはるなさん。モト冬樹さんも「家族でよく利用する。ボウリングはコミュニケーションの手段にもなる」と話す。
このほか個人賞は土田晃之さん、音楽部門賞に倖田來未さん、特別賞に小泉純一郎さんらが選ばれた。日本ボウリング場協会の中里則彦さんは「1970年ごろのボウリングブームからおよそ40年。なかなかメジャースポーツの仲間入りできないのが現状だが、子どもたちから将来プロボウラーになりたいという声が聞こえてくるような、そんな夢を今回の受賞者の皆さんがかなえてくれると思う」と期待を寄せる。