目黒のイタリアンレストランがコースメニュー主体に-店名変更も

料理長の渡部さんとスタッフ。

料理長の渡部さんとスタッフ。

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 JR目黒駅東口の目黒通り沿いにあるイタリアンレストラン「オステリア ラッブラ」(品川区上大崎2、TEL 03-6424-5820)が「Trattoria Tanicha(トラットリア タニーチャ)目黒」に店名を変更して約2カ月が過ぎた。経営はアルベロディタニーチャ(港区)。

トラットリア タニーチャで提供する前菜

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 店舗面積は20坪で、席数は26席。西麻布の「西麻布 タニーチャ」(港区)に続く2店舗目となる。2007年からアラカルト中心のメニューを提供してきたが、メニュー構成をコース主体に変更。ソムリエの資格を持つ料理長をはじめ、ワイン好きのスタッフがそろう。

 「コースに合わせたワインの提供」をコンセプトに、伝統的なローマ料理を提供する。「ローマはイタリア街道が張り巡らせてあり、歴史的に見ても国中のおいしいものが集まる街。お金や手間がかかっても、自分たちが住んでいる土地の食材を使うスローフードの考え方に共感しているので、当店でも食材にこだわり本場の味を提供したい」と話すのは、ローマ・ミラノで7年間修行を積んだ料理長の渡部竜太郎さん。

 ランチは、4種類のパスタを選べるパスタランチ、サラダランチ(以上900円)、魚か肉のメーンが選べるワンプレートのランチ(1,200円)、コースランチ(1,600円)を用意する。

 渡部さんは大のサッカー好き。ローマを拠点に活躍するサッカーチームの「ASローマ」のクラブカラ-の「ジャッロ」(黄色)、「ロッソ」(赤)をコース料理に命名した。イタリア代表を意味する「アズ―ロ」は全7品で3,800円。メーン料理1品が選べる「ジャッロ」は全9品で4,900円、魚料理と肉料理両方を提供する「ロッソ」は全10品で5,800円。

 カウンター席ではアラカルトの注文も可能。「仔牛のトリッパ、落とし玉子のオーブン焼」(1,000円)、「契約農家のバーニャカウダー」(1,400円)なども。ワインはイタリアワインを常時80種類そろえ、グラスワイン(600円~)から提供する。

 新体制でのオープン後、売り上げは以前より上がっているという。渡部さんは「サービスの質も以前より上がり、ワイン好きのお客さまにはご好評を得ている。カップルのデート使いも多いので、誕生日やお祝い事などハレの日に選ばれる店でありたい。以前からの常連さんも大切にしながら、今後はもっと地域に根付いた店作りを目指す」と力を込める。

 営業時間は11時30分~15時、18時~23時。

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