白金台・プラチナ通り近くに8月10日、「OSTERIA RUSTICA DOMUS(ドムス)」(港区白金台 4、TEL 03-6450-2575)がオープンした。
「低価格の料理とワインを気軽に楽しむ」オステリア(居酒屋)業態の同店。近くにあるプラチナ通り沿いのイタリアンレストラン「IL GRAPPOLO DA MIURA(イル・グラッポロ・ダ・ミウラ)の姉妹店に当たる。経営はフィーノ(三鷹市)。
オーナーシェフの三浦仁さんは、美容師・ヘアメークを経て27歳でイタリアンの修業の道へ。その後イタリアへ渡り、恵比寿のイタリアンレストランの総料理長を経て2003年に独立した。「以前から、若いスタッフの育成のために2店舗目を出店したかった。白金台は家賃が高いこともあり、高価格帯の飲食店が多いが、最近は賃料が下がっている。そこで近隣にはない、客単価の低い店舗の出店に踏み切った」と三浦さん。
「イル・グラッポロ・ダ・ミウラ」の客単価は昼=4,000円、夜=1万2,000円~1万5,000円だが、「ドムス」の客単価は2,500円に設定。店舗面積は10坪で、席数は12席。店内は禁煙。
主なメニューは「手作りリコッタチーズ・トマト・バジルのサラダ はちみつドレッシング」、「ムール貝のタイム・レモン風味のマリナート」(以上400円)、「白レバーペースト クロスティーニ添え」(300円)、「自家製サルシッチャ・フレッシュトマト・ルッコラのスパゲッティーニ」(1,200円)など。
ランチは、前菜、パスタ、アイス、ドリンク付きのパスタランチを1,000円で提供。ドリンクは、グラスワイン(500円~)、ビール(500円)、カクテル(600円~)などをそろえる。
三浦さんは「自分のスタートは遅かったが、こうして独立できたのもお世話になった方々のおかげ。今度は若いスタッフに勉強の場を与えてあげたいと思った。『ドモス』のようにカウンター越しにお客さまと接するスタイルを展開したいので、今後も小さな店を増やしていけたら」と夢を語る。
営業時間は12時~14時、18時~翌2時。日曜定休。