東急目黒線・武蔵小山駅近くのラーメン店「武蔵小山 大勝軒」(品川区小山3、TEL 03-3711-2340)がオープンして約1カ月が過ぎた。オープンは9月11日。
数ある大勝軒の中でも「東池袋系統」を引き継ぐ同店。代表の鈴木清隆さんは、輸入化粧品の卸業を50年間経営しており、10年前に飲食店経営へ興味を持った。ラーメン店を巡り始めて出会ったのが、つけ麺の考案者といわれる山岸一雄さんでおなじみの「東池袋大勝軒」。3年間の修行末、のれん分けにこぎ着けた。現在でも輸入化粧品の卸業は続けているが、「店が忙しくて(会社に)顔を出せていない」と鈴木さん。
店舗面積は33坪で、席数は26席。ターゲットは、当初大半を男性客と見込んでいたが、現在では約4割が女性客だという。
提供するラーメンは、のりとなると以外はすべて自家製。麺は店横の製麺機で毎朝仕込んでいる。主なメニューは、昔懐かしい「中華そば」「もりそば」(以上700円)などのほか、麺を温かい状態で提供する「あつもり」(700円)も。
鈴木さんは「武蔵小山で愛されるラーメン屋になりたい。昔から変わらぬラーメンの味を今後も伝えていければ」と話す。
営業時間は11時~22時。