飲食情報サイト「カンバン娘」「カンバン男子」を展開しているオンライフ(品川区西五反田2)は1月21日、SNS「GREE」へソーシャル・ゲーム「私のカンバン娘」の提供を開始した。
「カンバン娘」は昨年5月、飲食店の「看板スタッフ」にスポットを当てたサイトとしてオープン。これまでの「店舗・料理・クーポン情報」ではなく、あくまでもスタッフを全面に押し出すことで、「スタッフに会いに行く」という新たな店舗選びの基準を提案している。
ゲームは、ソーシャルアプリケーション企画開発などを行うアカツキ(渋谷区)とともに開発。プレーヤーが飲食店のコンサルティングとなり、さまざまな街から「ムスメ」(スカウトする前の女性キャラクター)をスカウトし、「カンバン娘」として成長させ、飲食店に派遣し売り上げを伸ばすことを目的としている。
現在の会員数は約1万7,000人と「順調」だという。今後は、「カンバン娘」のサイトに登場しているスタッフをキャラクターとして登場させ、育成・派遣ができる仕組みも3月末に開始予定。
同社コネクトマーケティングDiv.の大宮さんは「カンバン娘を育てるという斬新性、引き抜き行為ができるソーシャルゲーム性がアピールポイント。『カンバン娘』のサイトで実際に掲載している店舗や紹介しているスタッフがゲームに登場すれば意外性もあり、バーチャルな世界から実際の店舗集客へつなげられると期待している」と話す。
料金は無料で、アイテム課金型。