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白金高輪に南イタリア料理・ナポリピッツァの店-伊に魅了されたシェフが開業

「イタリアをそのまま表現」をコンセプトにした店内

「イタリアをそのまま表現」をコンセプトにした店内

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 白金高輪駅近くに2月2日、イタリア料理店「TARANTELLA da luigi(タランテッラ・ダ・ルイジ)」(港区白金3、TEL 03-6408-5552)がオープンした。

「タランテッラ・ダ・ルイジ」の店舗外観

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 オーナーシェフの寺床雄一さんは、イタリアで約7年間の修業を経て帰国。その後、都内のイタリアンでシェフとして働きながら、イタリアの食材や工芸品などの輸入業を行うディアス(北区)を立ち上げた。もともと独立を視野に入れており、白金高輪は、「マンションが多く家族連れが多い」「昔から住んでいる人も多く、下町のようなところ」などが気に入り、開業を決めたという。

 イタリア各地を巡り、独特の文化に魅了されたという寺床さん。特に4年間滞在したイタリア南部のカンパーニャ地方には思い入れが強く、食器からタイル、ドアノブ、ピザ窯に至るまで、全て現地の物を使っている。店舗面積は30坪で、席数は30席。

 料理は、ナポリピッツァ、南イタリア料理、地中海のサルデーニャ島の伝統料理がメーン。ナポリ伝統の揚げピッツァで「ピッツァ フリッタ ナポレターノ」(1,500円)、トマトソース、ニンニク、オレガノ、バジルのシンプルな「ピッツァ マリナーラ」(500円)、バジルを練り込んだ生パスタ「シャラティエッリ」(1,600円)、ソレント地方の伝統料理でホウボウを使用した「リングイネ アル コッチョ」(1,800円)などを用意する。

 ドリンクはイタリアワイン(グラス400円~、ボトル2,500円~)、生ビール(500円)、カクテル(500円~)、ソフトドリンク(250円~)、ミネラルウオーター(500円)など。客単価は4,000~5,000円。

 寺床さんは「オーブンもガスも使わず、まき窯でナポリピッツァを焼く職人にとても魅力を感じた。現地の物を使い、イタリアをそのまま表現した店なので、イタリア好きの人もそうでない人にも興味を持っていただきたい。イタリアと日本の架け橋のようになれれば」とほほ笑む。

 営業時間は18時~24時(日曜・祝日は23時まで)。水曜定休(4月まで)。

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