品川で「東海道品川宿写真展」-写真家・齋藤康一さんの作品も

オープン初日は「過去の展示と比べても盛況だった」(木下さん)

オープン初日は「過去の展示と比べても盛況だった」(木下さん)

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 JR品川駅港南口直結のキヤノンSタワー2階のオープンギャラリー(港区港南2、TEL 03-6719-9021)で10月1日、「東海道品川宿写真展」が始まった。

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 同ギャラリーから徒歩約7分、品川駅周辺の高層ビル群と生活感があり「歴史ある景観に出合えるようなギャップ」が注目を浴びている品川宿エリア。カメラ片手に散策する写真愛好家も多く、「撮りたくなるまち、品川宿」の魅力を写真で紹介する。

 きっかけは、キヤノンの提供番組「写真家たちの日本紀行」(BSジャパン)。昨年、品川生まれの写真家・齋藤康一さんが、同番組の100回記念スペシャルで品川宿を散策。その際、同展担当者である木下伸也さんと地元住民の交流ができ、展示の企画が持ち上がったという。

 同展では、品川宿の今と昔の写真を対比して32枚のパネルで紹介する「東海道品川宿の昔と今」、齋藤さんの作品14点で成る「写真家 齋藤康一が見つけた品川宿」、今年8月から9月にかけて一般公募した写真78点で成る「わたしが見つけた品川宿」などを展示。

 昔の写真は、地元住民らの協力で収集。今月21日には、齋藤さんと品川宿に詳しい大越章光さんによるトークショー「撮りたくなるまち 品川宿 ミニトークショー」を行う。

 木下さんは「今回は、地元の方々の協力があったからこそ実現できた手作りの企画。写真を媒介にして、地域と企業が相互行き来できれば。品川宿は社内にもファンが多く、『何ここ!?』と思ってしまうような新旧入り交じった面白い街だと思う。ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい」と話す。

 開館時間は10時~17時30分。日曜・祝日定休。入場無料。今月31日まで。

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