理系女子が女子高生のためのクッキーを開発-品川の女子高生も参加

「シャペロン」のメンバー。一番左が高橋夏野子さん。写真提供/講談社「理系女子応援サービス」広報事務局

「シャペロン」のメンバー。一番左が高橋夏野子さん。写真提供/講談社「理系女子応援サービス」広報事務局

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 朋優学院高等学校(品川区西大井6)で10月22日、理系の大学と高校に在学する女子学生5人がプロデュースした「Chaperone(シャペロン)のクッキー」の発表会が行われた。

理系女子が開発した「シャペロンのクッキー」

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 同企画は、講談社(文京区)が運営する理系女子応援サービス「Rikejo(リケジョ)」と、理系の学部生、修士、博士向けのインターンシップ事業を手がけるリバネス(新宿区)による合同プロジェクト。「理系女子ならでは」の視点を生かし、「勉強に、部活に、頑張る女子高生を応援するクッキー」を開発した。

 開発チーム名の「シャペロン」は、社交界にデビューする淑女に付き添う“年配の介添え役”を意味するフランス語。「自分たちも思い悩んだ高校時代、頼れる存在……味方が欲しかった!」という思いから命名したという。

 メンバーは、筑波大学大学院生命環境科学研究科の萩原彩乃さん、日本獣医生命科学大学大学院の多田尚美さん、東京大学大学院農学生命科学研究科の村井智美さん、東京大学理科II類の吉田沙貴さん、朋優学院高等学校の高橋夏野子さん。

 クッキーは、「きな粉黒ごまプレーン味(白)」と「柿ココア味(黒)」の2種類。「きな粉黒ごまプレーン味(白)」のコンセプトは「目覚めの白」で、脳の機能を高めるという大豆ペプチドを使用。「柿ココア味(黒)」のコンセプトは「癒しの黒」で、GABAを含む庄内柿のパウダーを使いリラックス効果にこだわった。価格は、1箱4袋入り1,500円。

 高橋さんは、「思い悩んだ時、自分たちが頼れる相手が欲しかったので、女子高生の味方になれるようなクッキーを作った」と話す。

 同商品は、リバネスが運営する通販サイト「リバネスショップ」で販売している。

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