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五反田にペルー料理店「ワンチャコ」-ダンスフロアとしても活用

店主の國光さん

店主の國光さん

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 JR五反田駅西口近くに10月、「ペルー料理 ワンチャコ」(品川区西五反田2、TEL 03-6417-0461)がオープンした。

南米のダンスや社交ダンスを楽しめる店内

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 11年前、ペルーから結婚を機に来日した國光フリオさんが経営する同店。日本で飲食店を開くため、自動車会社や塗料メーカーに勤めて資金をためた。3年前、いったんペルーに戻り、飲食店を営んでいる実家で修業。国内では約半年間、社員食堂などで経験を積んだという。

 出店場所のリサーチは5年前から開始。五反田には、在東京ペル-共和国総領事館(東五反田1)があることが出店場所の決め手となった。店舗面積は24坪で席数は34席。店名は、國光さんのふるさと「トルヒーヨ」にある海岸「ワンチャコ海岸」に由来する。

 ターゲットは、近隣のビジネスマンやOLとペルー人。店内には全身が映る大きな鏡を設置し、夜はダンスフロアとしての利用も。食事を楽しみながら、サルサやタンゴなどの南米のダンスや社交ダンスを踊ることができ、ダンスのレッスンも開いている。料金は90分=2,000円、30分の体験レッスン=無料。

 ランチは、「チチャロン デ ポジョ(鳥の空揚げ)」(880円)、「ペスカード アパナード(白身魚のフライと煮豆)」(900円)、「ポジョ ア ラ グリル(チキングリル マッシュポテト添えとライス)」(950円)などを、数日おきに内容を変えて提供。全てにスープ、サラダ、ソフトドリンクが付く。

 ディナーは、「チョリートス ア ラ チャラカ(ムール貝のマリネ)」(750円)、「セビーチェ ミクスト(ピリ辛魚介類のマリネ)」(1,100円)、「アヒーデ ガジーナ(蒸し鶏肉のピリ辛クリームソースあえ)」(900円)、「ロモ サルタード(牛肉とフライドポテト炒め)」(1,100円)などをそろえ、日本人が食べやすいようにアレンジしている。

 ドリンクは、生ビール、ウィスキーなど(以上500円)、ワインはグラス(300円)、ボトル(2,000円~)で提供する。ブドウを蒸留して作ったペルーの酒「Pisco(ピスコ)」を使った「ピスコサワー」(800円)、ペルーのトウモロコシのソフトドリンク「チチャモラーダ」(300円)なども置く。

 今後の展望について、國光さんは「2年以内には、2号店を出店したい。今度はペルー料理に特化して、店内にはもっとペルーのインテリアを取り入れたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~15時30分、17時30分~23時。

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