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品川のプリンス系2ホテルが客室改装-投資金額は約3億円

グランドプリンスホテル新高輪のフォースルーム

グランドプリンスホテル新高輪のフォースルーム

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 品川駅近くのグランドプリンスホテル新高輪(港区高輪3)、品川プリンスホテル(高輪4)の2ホテルが、客室合計473室を改装・リニューアルオープンする。投資金額は約3億円。

グランドプリンスホテル新高輪のツインルーム

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 両ホテルのほか、ザ・プリンスさくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪(以上、高輪3)は、2006年よりMICE(マイス)機能の強化を目的に改装をスタートした。MICEとは、Meeting=会議・研修、Incentive=招待・視察、Convention=学会・国際会議、Exhibition=展示会の4つの頭文字を取った造語。ホテル改装の背景には、「『セカンドオフィス』としての機能が求められるようになっている」「ビジネス、レジャーを問わずグループ利用の需要も高まっている」などの動きがあるという。改装総投資額は約120億円に上る。

 品川プリンスホテルは、メーンタワー17~22階の336室を改装。一部ツインルームにソファベッドを導入し、従来16室だったトリプル対応客室を42室に増室した。快適性にも配慮し、ソファベッドはシモンズ製を採用。室内は白を基調とし、大窓から自然光の差し込む明るい空間に仕上げた。客室は1月20日より、順次供用を開始している。

 グランドプリンスホテル新高輪は「魅緑(みりょく)」をコンセプトに据え、5~6階の137室をリニューアルする。木目など自然の風合いをデザインに取り入れ、「リラックスできる空間」を確保。電源、LAN内蔵型大型ライティングデスクを導入し、ビジネス機能も向上させる。家族や女性グループの需要に対応するため、トリプル対応客室を増室したほか、フォース、フィフス対応客室や玄関をつなげることのできるコネクティングルームも新たに設けた。客室の利用は2月4日より順次開始。

 広報の鈴木文香さんは「MICEや出張といったビジネスシーンが根底にありつつも、家族や友人グループといった大人数でも利用できる改装を行った。今後は『女子会プラン』などの新しい利用方法を提案していきたい」と話す。

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