戸越銀座商店街に1月19日、家具店「瀬尾商店」(品川区戸越1、TEL 03-3787-7207)がオープンした。
経営は、家具とキッチン雑貨を中心に製作販売を行うBASAL PRODUCTS(ベイサル プロダクツ)(品川区)。同社社長の瀬尾洋介さんは、もともとはリフォーム会社に勤めていたが、家具の勉強をするため名古屋より上京。特注家具会社、量産家具を扱う商社を経て、独立を果たした。
店舗面積は28坪。店内には家具のほか、キッチン雑貨や文房具、古道具などを取りそろえる。家具のオーダーメードや修理、室内のリノベーションも相談可能。20~30代の女性やカップル、夫婦をターゲットに据える。
取扱商品は、家具=3割、雑貨=7割。「家具店というと、どうしても敷居が高いイメージがある。雑貨も幅広くそろえているので気軽に店に遊びに来てほしい」と瀬尾さん。家具は瀬尾商店オリジナル家具のほか、無印良品やイケアなどのユーズド家具を用意する。雑貨は、「デザイン性が高く、ユーモアがある面白い物」を集めたという。価格帯は、家具=8,000円~20万円、雑貨=100円~1万円。
今後について、瀬尾さんは「テーブルであれば、『この天板と脚を組み合わせると何円』というように、お客さまがオーダーメードしやすいシステムを作っていきたい。自社のほか、アジアの提携工場でもオーダー家具作りを展開していくつもり」と意欲を見せる。
営業時間は11時~20時。水曜定休。