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戸越銀座に中華料理店「壺中の天」-薬膳料理をメーンに

クコの実、白キクラゲ、ナツメなどを使用した「薬膳海鮮つゆそば」(950円)。

クコの実、白キクラゲ、ナツメなどを使用した「薬膳海鮮つゆそば」(950円)。

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 戸越銀座商店街に2月14日、中華料理店「壺中の天(こちゅうのてん)」(品川区平塚1、TEL 03-6426-2959)がオープンした。経営は、飲食事業などを幅広く手掛ける「フードワークス」(品川区)。

張育強さん(左)と王貴涛さん

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 店名の「壺中の天」は中国の故事成語に由来する。「つぼの中に天国のような別世界があり、入った人が酒を飲み料理を食べて楽しんだ」という古事から「この店に来て、酒や料理を楽しんで癒やされて帰ってほしい」という思いを込めた。店舗面積は15坪で、席数は24席。

 店長を務めるのは、料理人としてヒルトン上海やヒルトン名古屋で経験を積んできたという張育強(チョウイクキョウ)さん。料理は王貴涛(ワンキタゥー)さんが主に担当する。中国政府が経験豊かで確かな腕前を持つ料理人に与える特級厨師に認定されているという。

 メニューは薬膳料理をメーンに提供。さまざまな効用の乾燥植物を使い、「身体の中からきれいになってほしい」と張さん。クコの実、白キクラゲ、ナツメなどを使った「薬膳海鮮つゆそば」(950円)や、赤酢を使った「香港式サンラータン麺」、「本日の夜飯セット」(1,050円~)などをそろえる。

 ランチは「四川風たんたん麺」(750円)や「香港エビワンタン麺」(850円)を用意。全てデザートと中国茶が付く。

 ドリンクは、美肌に効果があるという「八宝茶」(580円)、栄養価が高い「十全補酒」(680円)、キンモクセイの酒「桂花陳酒(ケイカチンシュ)」(480円)などを置く。

 マネジャーの松本和也さんは「品川に住んでいる女性たちは美と健康に意識が高いイメージがあるので、薬膳料理やドリンクのラインアップにこだわった。今後はターゲットを広げ、会社帰りのサラリーマンにも『本物の中華料理』を食べてほしい」と意気込む。

 営業時間は、平日=11時30分~15時・17時~22時、土曜・日曜=11時30分~22時。月曜定休。

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