白金台・プラチナ通りの中華料理店「周中菜房 白金亭」（港区白金台4、TEL 03-3280-1237）1階のショコラ専門店「CHOCOLAT SHIROKANE」が8月28日、「茶寮　白金亭」としてリニューアルオープする。

関係者向けに行ったオープニングレセプションで振舞ったメニュー

　同店のメニューを監修するのは、香港の名門店「麒麟金閣」の料理長、HYATT REGENCY HONGKONG「凱悦軒」の料理長・極東地区総料理長を務めた周中（しゅうちゅう）さん。「茶寮 白金亭」では、香港スイーツに日本の「和」を取り入れたスペシャルデザートと中国茶を提供する。

　リニューアルの経緯について、総支配人・嵒瀬竜哉（いわせたつや）さんは、「『周中菜房　白金亭』のマンゴープリンなどの人気デザートを気軽に食べたいというリクエストが非常に多かった。1階から3階まで白金亭としての統一感を出すため、今回のリニューアルに踏み切った」と話す。店舗面積は約40坪で、席数は27席。

　イートインメニューは、周中さんの1日1組限定のプライベートレストラン「周菜」で提供されていた商品をアレンジした「周中式　マンゴープリン」（840円）、黒蜜ときなこで味わう「杏仁豆腐　白金スタイル」（630円）、「美肌効果が高い」女性に人気だという「薬膳亀ゼリーとドラゴンフルーツ」（1,260円）、「洋梨と白キクラゲの温かいデザート」（1,050円）、「メロンの宝石箱」（1,890円）など旬の素材を生かした6種類を用意する。

　ドリンクメニューは、中国茶13種類、ハーブティーを用意。同店の「おすすめ」は、国産紅茶のゴールデンチップと中国産白茶のシルバーチップのオリジナルブレンドティー「白金亭オリジナル　白金茶」（750円）、3年以上自然発酵させるという「雲南05年金達磨プーアル生茶」（1,050円）、ココナツミルクの香りが漂う「金セン茶（高山茶）」（1,050円）、3年後に生産工場が閉鎖するという貴重な「黄茶 君山銀針 1級」（600円）など。

　料理長の木下茂樹さんは「今後は中国の伝統的な料理とお茶を白金台から発信できれば。新しいデザートをどんどん作っていきたい」と意気込む。

　営業時間は11時～22時。火曜定休。オープンを記念してイートイン利用限定で、3種類から選べるグラスデザートを無料サービスする。9月4日まで。