吉田道場所属の格闘家・瀧本誠さんが、大みそかに開催される総合格闘技イベント「やれんのか!大晦日!2007 supported by M-1 GLOBAL」出場に先立ち12月20日、J-ROCK workout studio(品川区平塚1)内の吉田道場で公開練習と記者会見を行った。
瀧本さんは6歳で柔道を始め、2000年に開催されたシドニーオリンピック男子柔道81キロ級で金メダルを獲得。2004年に総合格闘家へと転身し、デビュー戦「PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-」で初勝利をものにした。ニックネームは「飢狼柔道王」。
瀧本さんの対戦相手は、ブラジリアン・トップチームに所属する元UFCミドル級王者ムリーロ・ブスタマンチさん。対戦相手について瀧本さんは「経験があり、バランスのよい強い選手だと思う。正面からぶつかって、胸を借りるつもりで戦いたい」と格の違いを意識。試合については「経験豊富な選手なので、どんな状況でも自分の実力を出してくると思う。粘り負けだけはしないようにしたい」と意気込みを語った。「一番戦ってみたい相手は?」という質問に「やっぱり吉田さんです」と答える場面も。
公開練習では、同道場の村田龍一さんがパートナーとなり、3ラウンドのスパーリングを行った。村田さんに何度かマウントポジションを取られたが、すぐに跳ね返しトップポジションを奪い返した。
同イベントについて瀧本さんは「大みそかのイベントに出場するのは、格闘家全員の目標だと思うので、とても光栄。大晦日の伝説に残り、ずっと語り継がれるような楽しくて熱い試合を見せたい」と話す。
瀧本さんは、翌年3月5日に開催される「戦極-SENGOKU-」にも出場予定。