東五反田・目黒川沿いの品川区立五反田ふれあい水辺広場(東五反田2)で3月11日、期間限定のケータリング事業がスタートした。
区が取り組む支援事業の一環で、河川を中心に「にぎわい」を創出し、街の活性化や交流を促すことを目的とする。防災まちづくり事業部河川下水道課長の武藤真さんは「地元と相談し、近くにオフィスが多いことや、広場という場所を考え、食事の提供をするのが喜ばれるのではと思った」と話す。
昨年12月から今年1月にかけて出店業者を募集し、2団体が応募。1団体が辞退し、審査の結果1団体がサービスを行う。1日に2~3台のケータリングカーが出店し、南インドカレーやメキシコ料理、韓国料理、横手焼きそば、伊豆牛ランチ、スリランカ料理、創作料理、ビストロ料理などを日替わりで提供する。
近隣に住む女性は「ベランダから見えて、お昼ご飯にちょうど良いと思った。食事だけでなく、オーガニックの野菜なども売ってほしい」と話す。今回が2回目の利用という女性は「今の時期は外でランチをすると気持ちいい。値段も手頃なので、また来たい」と笑う。
南インドカレーをワゴン販売する鈴木紗代さんは「2回目の出店で先週よりも客足は好調。もっと多くの人に、この取り組みを知ってもらえれば」と話す。
「目黒川周辺は桜の名所。これからシーズンなので、ぜひ遊びに来てほしい」と武藤さん。「初めての試みなので期間限定としたが、今回の反響や実績を踏まえ今後を考えたい」とも。
営業時間は12時~13時30分。火曜定休。5月31日まで。