![参加者全員での集合写真](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1364646436_photo.jpg)
新馬場駅近くの共進化工ビル(品川区南品川1)で3月29日、「リアルラジコン戦車バトル」が開催された。主催は品川経済新聞(以下、品経)。
同イベントは、読者と直接コミュニケーションを図るイベント企画「品経文化センター」の第2弾。今年1月には、トークイベント「202X年の品川ワーク&ライフスタイル」を開催した。
今回は新馬場を拠点に活動するラジコン戦車愛好会「パンツァーウォリアーズ」との共同開催。米軍と独軍の2チームに分かれ、操作方法を忠実に再現したラジコン戦車で制限時間内に敵方を殲滅したチームが勝利となる。ラジコン戦車の操作は、操縦士と砲手、戦車長の3人が担当。チームワークが必要とされるため、イベントを通じて参加者同士の交流も活発に行われた。
当日は、愛好会メンバーと品経読者、スタッフが参加。宮脇淳編集長の挨拶に始まり、同愛好会代表の森正道さんによるルール解説が行われた。チーム分けの段階で、総参加者が24人に達したことが判明。同愛好会では、以前から戦車8台×各3人を要する12人対12人のフルメンバー対戦を1つの目標として掲げており、設立8年目の達成に会場は拍手と歓声に包まれた。
10分間の練習後、ゲーム開始。「前進して」「撃ち方始め」などの声が飛び交う中、白熱した対戦が繰り広げられた。1ゲームが終了する度にチーム内で反省点を話し合う場面も。最終ゲームでは、ドイツ軍側に360度砲撃&正面攻撃が効かないモンスター・パンツァー「5本脚走行タイプ戦車」が初投入され、米軍戦車を一蹴した。
全4ゲームが終了し、結果は2勝2敗の引き分け。参加者からは「面白ろかった」「臨場感がすごい」などの声が挙がった。参加者の男性は「もともと戦車やサバイバルゲームに興味があったので参加した。チームを組むことで深い絆が生まれる。短い時間だったが、戦友になった気分だ」とイベントの感想を語る。
閉会式で宮脇編集長は「今回は本来よりゲーム数が少なめになってしまったが、興味をもたれた方は個人的にぜひ再訪していただければ」と参加者にアナウンス。今後の品経文化センターについては、「奇数回はビジネス系のトークイベント、偶数回は文科系の参加・体験型イベントにチャレンジしていきたい」との見通しを示した。
森さんは「普段は参加人数が少ないが、初めて定員いっぱいでプレーすることができ、本当に夢のようだ。人数が多くなると、今までの戦略が通用しなくなる側面もあり、そこがまた面白い。今後もぜひ遊びに来ていただければ」と、イベントを締めくくった。