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さくらてらす五反田で「品川・大崎五反田今昔写真展」-50年以上前の街写真も

「品川・大崎五反田 今昔写真展」の様子

「品川・大崎五反田 今昔写真展」の様子

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 さくらてらす五反田(品川区東五反田2)で、「品川・大崎五反田 今昔写真展」がスタートして1カ月がたった。主催は、一般社団法人大崎・五反田タウンマネージメント(東五反田2)。

写真展の会場「さくらてらす五反田」

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 さくらてらす五反田は、目黒川沿いの五反田ふれあい水辺広場にある品川区の地域貢献施設。食事やカフェタイムを楽しめるレストギャラリーで、地域への情報発信を行う施設になっている。愛称は昨年の一般公募によって決定した。

 同展は、「昔の写真と今の写真を展示し、大崎・五反田の街の変化を感じよう」という趣旨で開催。地元住民や区から集められた1950~1960年代のモノクロ写真21点と、清泉女子大学写真部員が撮影した現代の写真23点を展示する。昔の写真は、1955(昭和30)年に撮影された五反田駅付近の航空写真や、かつて五反田にあった花柳界の芸者たちを写した写真、路面電車が走っていたころの街の様子なども。

 昭和時代の写真収集に協力した岡崎写真館(東五反田1)の伊与田彰さんは、「昨年の五反田肉祭りで、山手線のガード下で周辺地域の昔の写真を飾ったのがきっかけ。そのときは1日限りの展示で、写真も昔のものだけだったので、あらためて今回の写真展を企画した。昭和時代の写真は、探せばもっとたくさんあるはず。これからも地域に呼び掛けて写真を集め、来年以降も開催できたら」と意気込む。

 同社団法人事務局長の上野慎一さんは、「街の再開発で大きく変化している地域なので、写真を見て移り変わりを感じてほしい。清泉女子大学写真部員の皆さんが撮影した写真は、今から何十年後かの世の中にとって貴重なアーカイブになるかもしれない」と話す。

 写真展は9月2日まで。8月23日には親子写真教室を開催する。

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