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武蔵小山に「ネパール料理 バルピパル」-店主故郷の味を提供

「ネパール料理 バルピパル」の2階テーブル席

「ネパール料理 バルピパル」の2階テーブル席

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 東急目黒線・武蔵小山駅近くに6月、「ネパール料理 バルピパル」(品川区小山3、TEL 03-3786-1214)がオープンした。席数は27席。 

「スープモモ」(750円)

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 以前は千葉県・稲毛区で、インド料理店を経営していたという社長のマハラジャン・ラジェシュさん。「前店舗はインド料理店の居抜きで入居し、インテリアもインド風だった。日本ではネパール料理よりもインド料理の方がポピュラーなこともあり、故郷の味を提供することを諦めていた」と話す。「しかし、やはりネパール料理店を営業したいという思いが強くなり、今回の出店に至った。新店のインテリアは、ほぼ全てネパールから持ってきたもの」と話す。

 メニューは、ネパールで一般的な食事の形態「ダルバート」(1,500円)がメーン。米、豆のスープ、2種のカレー、ホウレンソウ炒め、漬物をお盆の上に載せる。「ご飯とみそ汁と漬物、という感じなので、昔の日本人の食事と近いのではないか」とラジェシュさん。ほか、「ネパールの蒸し小龍包」という「スチームモモ」(750円)や、「激辛」サラダ「チャナチャットパタ」(650円)などを提供する。

 アルコールは、ビール(580円~)を15種以上置き、ネパールビールの「エベレスト」「ネパールアイス」(以上650円)もそろえる。

 ランチは、ダルバート(850円~)とカレーセット(700円~)。カレーの種類は、チキンカレーや野菜カレー、マトンカレー。

 ラジェシュさんは、「日本のインド料理店で、店員に出身地を聞くとネパールだった……ということはよくあると思う。日本人になじみ深い『インド料理』『カレー』を出せば、業績は軌道に乗りやすい。しかし、ネパール人がもっと自信を持って自国の料理を提供できるようになればいいなと思う」とコメント。経営に関しては、「まずこの店を常連のお客さまでいっぱいにすることが目標。地元密着で、アットホームな雰囲気で営業していきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー17時~24時。

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