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高輪台「鮨 子史貴」がランチメニューを2種類に-近隣環境の変化を考慮

店主の横島さん(写真左)と板前の生駒さん。後ろの花は、おかみさんが毎週生ける

店主の横島さん(写真左)と板前の生駒さん。後ろの花は、おかみさんが毎週生ける

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 都営浅草線高輪台駅近くの「鮨 子史貴」(港区白金台2、TEL 03-3280-0203)が9月2日、ランチメニューを1種類から2種類に増やした。店舗面積は約14坪、席数はカウンター10席、小上がり席5席。

店内の様子

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 同店は、1994年12月にオープン。店名は店主の横島誠さんの子どもの名前から一字ずつ取って、並べ替えたという。毎朝築地から新鮮な魚介類を仕入れ、「銀座の高級店と同等のレベルのネタをリーズナブルに提供している」と胸を張るのは、板前の生駒貴樹さん。

 これまでは1種類のみだったランチメニューを2種類に増やし、選べるようにした理由について「1種類だと一度に大量に仕込むため、その後の使い道がなく、ロスが多くなりがちだった。これまではランチに30~40人が平均的に来てくれていたが、最近は周辺環境の変化により、客数にバラつきが出てきた。ロスを少なくするため、試験的に始めた」と生駒さん。「複数人で来ていただいたときに、生ものが苦手な人もいる。『づけ海鮮丼』をグランドメニューにし、日替わりは火を通した料理を用意することで、バランスを取ることにした」とも。

 ランチは900円で提供し、みそ汁と小鉢が付く。ディナーは、「にぎり1人前」(3,000円~)など。ドリンクは、生ビールや焼酎(麦・芋)、日本酒、白ワインなどをそろえる。想定客単価は、ランチ=900円、ディナー=1万5,000円。

 生駒さんは「今後もランチメニューを2種類で提供するかは、まずは1カ月試してみてから考えたい」と話す。「小さな街なので、常連さんが多い。いつも来てくれる人が飽きないような取り組みを行っていきたい。もちろん、初めてくる人も歓迎」とも。

 営業時間は11時30分~13時、17時~23時。水曜定休。

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