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田町シバウラハウスで「100人のCASA展」-不要になった傘をリメーク

約70本の傘を縫い合わせた「CASA-tarp」。画像提供/CASA PROJECT

約70本の傘を縫い合わせた「CASA-tarp」。画像提供/CASA PROJECT

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 田町のワークショップスペース「SHIBAURA HOUSE(シバウラハウス)」(港区芝浦3、TEL 03-5419-6446)で10月4日、「100人のCASA展―不要になった傘を生まれ変わらせる100の方法―」が開催される。

過去のワークショップの様子

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 企画運営はCASA PROJECT。同プロジェクトでは「不要になった傘を生まれ変わらせる」ことを目的に、傘のリメークアート活動を展開する。傘の布を使ってエコバッグやポーチ、ペンケースなどにリメークするほか、作り方を共有するためのワークショップなども開く。

 代表の井上萌子さんは、「今年6月に『CASAのつくりかた』という冊子を発行し、読者がどんな作品を作るのかが気になった。作品が完成して終わりではなく、いろんな人に見てもらう場所を設けたいと思い、今回の展示を決めた」と話す。

 会場には応募のあった100人の展示作品や、ブローチやペンケース、ポーチなどのサンプル品、限定販売の「CASAのつくりかた」を置く予定。

 会期2日目には、傘をリメークする「CASA-workshop」(開催時間10時~16時、入退場自由、参加費500円)を行うほか、「CASA-party」(17時~、参加費2,000円、事前申込制)も開く。

 「傘の布は耐久性があって水にも強く、ただ捨ててしまうにはもったいない素材。傘が壊れたときは、『そういえば、布を使ってほかのものに生まれ変わらせることができたな』と、モノを大事にするきっかけになれば」と、井上さん。「リメークの楽しさを知る人がもっと増えてほしい。将来的にはこういった活動がなくても、それが当たり前になる日がくるとうれしい」と期待を寄せる。

 開催時間は、4日=12時~21時、5日=10時~19時。入場無料。

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