東五反田・目黒川沿いの桜並木で11月29日、「みんなで咲かせよう!冬の桜 目黒川みんなのイルミネーション2013」が始まった。
同企画は、発展を続ける大崎・五反田エリアへの愛着や誇りを深めることを目的とした地域活性化プロジェクト。今年で4回目を迎える。
使用する電力は、全て自家発電で賄う。周辺地域の家庭や飲食店などから集めた食用油を活用したバイオディーゼル燃料を使用。長さ約1500メートルのイルミネーションに、21万3200球のLED電球を点灯させる。
実行委員会事務局の成田冠(はじめ)さんは「地域の方には毎年楽しみにしていただいている。この時期になると、ご夫婦で目黒川沿いを散歩する方や仕事帰りに五反田駅から大崎駅まで歩く方など、それぞれの楽しみ方がある」と話す。
今年からの取り組みとして、取り付けや撤去作業はボランティアが協力。地元の小学生や周辺企業の職員、地元住民らが集まった。
点灯式は、品川区立五反田ふれあい噴水広場(品川区東五反田2)で実施。品川区立小中一貫校日野学園 金管バンドが会場を盛り上げた。
「地域の方々に喜んでいただくことを毎年目標にしている」と成田さん。「今年から始めたボランティアによる取り付け・撤去作業は、来年以降も続けていく予定。地元住民と力を合わせて続けていきたい」とも。
点灯期間は17時~22時。12月25日まで。