品川で「港南ふれあい桜祭り」-災害に備え、地域住民のつながりを

「御楯橋(みたてばし)」から見た港南4丁目高浜運河沿緑地東岸の会場

「御楯橋(みたてばし)」から見た港南4丁目高浜運河沿緑地東岸の会場

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 品川駅港南口近くの高浜運河東岸(御楯橋~楽水橋間)で4月6日、「第4回 港南ふれあい桜祭り」が開催される。主催は港南地域連合会事務局(品川区)。

品川駅港南口の運河沿いに咲く美しい桜並木

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 2011年の東日本大震災と2013年の爆弾低気圧での開催中止を挟み、今年が4回目となる同祭。事務局長の南靖武さんは「新しいマンションができたことをきっかけに、新旧住民の交流を目的に始めた。また、港南地域は災害が起こったときに孤立が予想されるエリア。非常時に備え、地域住民のつながりを作りたいと考えた」と話す。

 メーンイベントは、芝浦港南地区総合支所が実施する「港南・芝浦運河めぐり」。40人ずつ計6便運行するポンツーンボート(双胴船の上に操舵席を乗せたボート)に乗船し、運河から街並みを眺める。船上では、スタッフが港南地域における災害対策設備について解説。3月23日までの予約受付期間で定員に達したという。

 「住み慣れた街でも、運河からは違った景色が見える。自分たちの街や防災について再発見してもらえれば」(南さん)。

 そのほか、消防艇の訓練や起震車体験ができる「防災コーナー」、ゲームや工作ができる「プラリバ子どもコーナー」、フリーマーケットを企画。港南中学校生徒による吹奏楽演奏や港南小学校生徒による鼓笛隊演奏、チアダンスなどの「ライブ&パフォーマンス」も行う。

 南さんは「今年から港南小学校PTAも後援に加わった。桜祭りを通して、今後も地域住民同士の交流の輪を広げていきたい」とも。

 開催時間は11時~16時。雨天時は、イベント内容が変更となる場合がある。

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