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品川区内で「南信州へおいでなんしょ!プロジェクト」始動-第1弾は青物横丁で

オープン直後から大勢の来場者でにぎわう

オープン直後から大勢の来場者でにぎわう

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 青物横町のフリースペース「スキマ」(品川区南品川3、TEL 03-6404-6388)で7月30日、「南信州へおいでなんしょ! ~飯田市産直フェア~」が始まった。主催は飯田市観光協会(長野県飯田市)。

店内に並ぶ野菜

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 同イベントは、品川区と南信州との交流を目的とした「南信州へおいでなんしょ!プロジェクト」の一環。青物横丁で昨年11月、南信州の若手農家による物産展や周辺の飲食店への営業を行った実績がある。

 飯田市観光課の北原太志郎さんは「Uターンで品川に住んだことをきっかけに、品川と地元の南信州をつなげたいと考えた。2027年にリニア中央新幹線が開通したら品川と南信州が40分でつながる。飯田市へのアクセスが格段に向上することもあり、プロジェクトを始動させた」と話す。

 今年からの試みとして、首都圏に住む学生サポーターが参加する。飯田市で取り組むフィールドワーク「飯田市フィールドスタディー」に参加した学生のほか、「食と農業」がテーマのフリーペーパーを作る団体に所属する学生20人が協力する。

 同フェアの販売商品はキュウリやトマト、アスパラガス、ズッキーニ、パプリカなどの夏野菜が中心。ほか、桃やコメ、味付け卵なども。午前と午後に各1時間、野菜のスムージーを無料配布する。「南信州の農業は少量多品種が特徴。温和な気候なので、さまざまな種類の野菜の栽培に適している」(北原さん)。

 今後の展望について、「品川の人たちをはじめ、多くの人が南信州に遊びに来てくれる流れをつくるのが目標」と意気込む。

 開催時間は9時~20時(初日は10時から、最終日は18時まで)。8月1日まで。物産展は年内に4回開催し、今後は、戸越銀座商店街(8月30日・31日)、武蔵小山一番通り商栄会(10月25日・26日)、青物横丁商店街(11月)での開催を予定。

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