JR・東急目黒駅東口、目黒通りと花房山通りに隣接する上大崎3丁目エリアで8月21日、目黒駅前地区市街地再開発組合(品川区上大崎3)が「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」の起工式を行った。
同地区は、かつて東京都交通局目黒自動車営業所があった場所。敷地面積は約2.3ヘクタール。主な事業協力者は、大成建設、竹中工務店、東京建物など。
再開発計画の核となるのは、業務・商業・住宅の複合施設(Aゾーン)と住宅棟(Bゾーン)の建設。複合施設は、地上40階建ての住宅棟と地上27階建ての事務所棟のツインタワーで構成される。住宅棟側の3階~40階に住宅528戸、事務所棟側の3階~27階に事務所、一体化された地下1階~2階には店舗が入居。Bゾーンに配置する地上38階建ての住宅棟には417戸の住宅が入る。総事業費は約800億円。
同組合副理事長の末次大作さんは「都心にありながら、自然に触れ合える『本物の森』を作ることが一つの目玉。ウッドテラスを中心とした『森の広場』や店舗が立ち並ぶ『文化の広場』でイベントを行い、新たなにぎわいが作り出せれば」と話す。
着工は今月1日、完成は2017年11月を予定。